財務・人事日本石油輸送は13日、2025年3月期の決算を発表した。売上高は前年比6%増の370億9000万円、営業利益は同0.5%減の15億5400万円、最終利益は9.4%増の12億6200万円だった。
石油輸送事業セグメントの売上高は前年比8%増の175億6800万円、セグメント利益は同50.6%増の10億9500万円だった。鉄道輸送における出荷地変更の影響による輸送数量の増加に加え、鉄道輸送および自動車輸送における主要顧客の運賃改定などが寄与した。
高圧ガス輸送事業の売上高は前年比4.4%増の93億6500万円、セグメント損失が6000万円(前年は1億4000万円の利益)だった。運賃改定の進捗やLNG(液化天然ガス)輸送における需要増により増収となった一方、利益は人件費や投資に伴う経費の増加が響いた。
化成品・コンテナ輸送事業の売上高は前年比4.9%増の96億1500万円、セグメント利益は同34.1%減の2億3800万円だった。化成品輸送は新規顧客の開拓や幅広い需要を取り込み増収。コンテナ輸送は輸送障害の影響があったものの使用料適正化への取り組みを進めた結果、増収となった。利益は成長投資に伴う償却費の増加により減収となった。
26年3月期の通期予想は、売上高が1.9%増の378億円、営業利益は3%増の16億円、最終利益は12.9%減の11億円とした。
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