財務・人事京極運輸商事は14日、2025年3月期の連結決算を発表した。売上高は0.1%増の84億2200万円、営業利益は48.7%減の1700万円、経常利益は15.8%減の1億400万円、最終利益は72.9%増の1億400万円となった。
当期の日本経済は、個人消費の持ち直しやインバウンド需要による回復基調が見られた一方、中国経済不況による輸出停滞やウクライナ紛争、イスラエル・パレスチナ紛争の長期化など、先行き不透明な状況が続いた。
売上高は、国内輸送事業における輸送数量の減少、国際物流事業における取扱数量及び作業量の減少はあったものの、運賃交渉による価格改定により微増となった。営業利益は、タンク洗浄事業における人員補充によるコスト増加や、国内輸送事業における車両修繕費の増加により減益となった。最終利益は大幅な増益となった。
国内輸送事業は売上高7.0%増の38億5200万円、営業利益13.8%増の2億5400万円となった。国内品の需要減や化学品輸送数量が大幅に減少したものの、運賃交渉による価格改定により増収・増益となった。
国際物流事業は売上高4.7%減の6億600万円、営業利益20.8%減の1億1400万円となった。中国経済の減速やウクライナ紛争、米中関係悪化の影響を受け、特に化学品を中心とする輸出貨物の取扱量が大きく減少した。
2026年3月期の連結業績予想は、売上高4.8%増の88億2800万円、営業利益7.2倍の1億2200万円、最終利益15.6%増の1億2000万円としている。
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