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セーレン、タイで衣料品一貫生産へ

2010年12月16日 (木)

アパレルセーレンは16日、ビスコテックスなど同社の差別化加工を主力とした衣料品の一貫生産事業を、タイ子会社のサハセーレンで開始すると発表した。

 

グローバル化を進めるために衣料分野の一貫生産基地をタイ・サハセーレン内に建設するもので、自動車内装材で培った海外での一貫生産・品質管理ノウハウを衣料分野に応用し、世界に向けて同社製品を供給する。

 

タイ・サハセーレン内に、加工・縫製までの衣料用繊維製品一貫製造工場を建設し、国内外の顧客に高品質のスポーツ衣料、ファッション衣料を供給する。使用する原糸は連結子会社のKBセーレンから調達し、原糸から加工、縫製までのセーレン・グループ一貫機能を行う。

 

設備投資額は10.7億バーツ(約30億円)で、カビンブリ市サハパット工業団地に敷地面積4万8720平方メートル、延床面積1万7720平方メートルの工場を建設する。2011年2月に着工し、同年11月に工場建物を完成させ、12年1月から量産を開始。初年度の2011年に2億円、3年後に30億円の売上を目指す。