ロジテック、化粧品・医薬部外品製品化でEC支援

認証・表彰ロジテック（東京都千代田区）は16日、千葉県船橋市にある南船橋倉庫で「化粧品製造業」および「医薬部外品製造業」の許可を4月21日付で取得し、これらの製品の表示・梱包工程を行える体制を整えたと発表した。これにより、EC物流支援サービス「Demand Logistics」を通じて、化粧品および医薬部外品のEC運用代行および3PLサービスを開始した。

（出所：ロジテック）

新型コロナウイルス感染症の影響により、消費行動のオンライン化が進み、化粧品やセルフケア商品の流通もECを主軸とする傾向が強まっている。加えて、健康・美容志向の高まりや消費者ニーズの多様化により、D2Cブランドや小規模メーカーの市場参入が増加している。ロジテック南船橋倉庫では、製造業許可の取得により、OEMや輸入化粧品の最終製品化が可能となり、完成在庫の圧縮や可視化、物流リードタイムの短縮が実現できる。市場参入を目指すD2Cやスタートアップ企業が、少ない初期リソースでも事業を立ち上げやすい環境を整備した。

また、受注管理システム（OMS）や倉庫管理システム（WMS）の運用代行も可能な売上連動課金のEC物流特化サービス「Demand Logistics」により、ECサイトの運営管理やマーケティングといったフロント業務から、受注・発送・在庫管理といったバックエンド業務まで、包括的な支援が提供される。

さらに、ロジテックが保有する他の倉庫拠点ネットワークや豊富な人材リソースとの連携により、繁閑の変動にも対応した柔軟なオペレーション体制が構築されており、EC事業を包括的にサポートする体制を整える。

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LOGISTICS TODAY編集部
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