
▲ドローンアナライザーを用いた試験(出所:FIG)
調査・データFIGは19日、同社グループのciRobotics(大分市)と大分県産業科学技術センターが共同開発した大型ドローン性能評価装置(ドローンアナライザー)が、ニデックにおいて開発中のドローン用ESC(Electric Speed Controller)の性能試験に活用されたと発表した。ドローン用ESCは、モーターの回転を制御するパーツのこと。
ドローンアナライザーは、大型ロボットアームに軸力計などの計測機器を搭載し、ドローンの飛行挙動を模擬的に再現して運動性能解析や出力性能測定を行う評価装置。屋外飛行試験を行わずに、飛行性能を定量的に評価できるため、開発コストと試験時間の削減が可能で、現在国内では福島県および大分県の2か所に設置されている。
試験は4月9日から11日にかけて大分県産業科学技術センターで実施され、屋外実飛行試験や浮上力評価、振動性能試験などが行われた。ドローンアナライザーを用いた結果を基にESCの調整を実施し、正常飛行が確認された。
■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。
※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com