東京都、ガソリンスタンドの多角化を支援

行政・団体東京都は19日、ガソリンスタンドの経営力強化や多角化を支援するため、環境に配慮したマルチエネルギーステーション化支援を拡充すると発表した。新たに、省エネルギーと人材確保・育成に関する取り組みも支援対象とし、2025年度の申請受け付けを開始する。

支援対象は都内でガソリンスタンドを運営する中小企業者で、専門家派遣や助成金支援を提供する。専門家派遣は、経営改善や設備調査を専門家が訪問して実施する無料支援であり、その後、機能向上や事業多角化、省エネルギー設備、人材育成などに対する助成金が交付される。助成率は経費の3分の2以内、限度額は2500万円である。

また、空きスペースを活用するビジネス支援も強化し、脱炭素化ビジネスには最大100万円、そのほかのビジネスには75万円の助成金が用意されている。申請は12月26日まで。

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LOGISTICS TODAY編集部
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