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アスエネ、アジア脱炭素会議で事例発表

2025年5月22日 (木)

調査・データCO2排出量の見える化・削減・報告クラウドサービス「ASUENE」を運営するアスエネ(東京都港区)は21日、経済産業省と環境省が共催した「第1回アジア・ゼロエミッション共同体(AZEC)での炭素市場構築に関する国際会合」(AZEC・DCM)で、アジア太平洋地域での脱炭素支援事例を報告したと発表した。

AZEC・DCM国際会合は、2023年10月に開催された第2回AZEC首脳会合で採択された「今後10年のためのアクションプラン」に基づき設置された。同会合は、同プランに盛り込まれた重点項目のうち「サプライチェーン全体にわたる温室効果ガス(GHG)排出の見える化を通じた産業の競争力向上」「十全性(質)の高い炭素市場の推進」について政策実務者間で議論を行う場として位置づけられている。

第1回会合は19日にリモートで開催され、AZECに参加する各国のエネルギー・環境分野の政策担当者や関係機関が参加し、GHG排出量の見える化に向けた政府や民間企業の取り組み、GHG排出削減を評価するための指標や手法の開発などについて、情報交換や議論が行われた。

ASUENEは、複雑なCO2排出量算出業務をサポートするクラウドサービスで、GHGやCO2排出量の算出、サプライチェーン排出量の報告・情報開示などの業務を軽減する。同社は国境を越えたGHG算定・見える化の課題と解決手法のほか、同サービスを使った日本やシンガポール、オーストラリアなどでの具体的な取り組み事例を紹介した。

同社は「技術と信頼性に基づいた具体的な手法が、国際的な情報開示の高まりに対応する企業活動の支援となり、アジア太平洋地域全体の産業競争力向上にも貢献する」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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