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関光汽船、梱包事業に参入し輸送改革へ

2025年5月23日 (金)

サービス・商品SHKライン(大阪市北区)は23日、グループ会社の関光汽船(山口県下関市)が、梱包から輸送までを一体化した新サービス「Ferry Packaging Solution」を開始すると発表した。これにより、半導体・液晶装置や産業機械などの輸出貨物に対し、リードタイム短縮と物流コスト削減を実現する。

新事業の拠点として、下関港湾地区内のフェリー接岸バースに隣接する場所に梱包作業場を設置することで、貨物の横持ちコストを削減し、梱包からバンニングまでを一貫して自社手配を行うことでリードタイムの短縮を図る。

また、RORO荷役方式の特性を生かし、梱包仕様の変更による木材使用量の削減や輸送コスト削減など、カーボンニュートラルに寄与する。具体的には、航空機輸送やコンテナ船輸送では頑丈なケース梱包が使用されるが、フェリー・RORO船輸送では貨物への振動や衝撃が少ないため、スキッド梱包などの簡易梱包への切り替えを提案する。

▲下関港(出所:SHKライングループ)

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LOGISTICS TODAY編集部
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