M&Aアサヒロジ(東京墨田区)は27日、同社の連結子会社であるエービーカーゴ東日本(茨城県守谷市)とエービーカーゴ西日本(大阪府吹田市)の2社を合併し、新会社「エービーカーゴ」を発足させると発表した。同社は2024年12月23日に合併契約を締結し、エービーカーゴ東日本を存続会社、エービーカーゴ西日本を消滅会社とする吸収合併を決定。両社は100%アサヒロジが出資する連結子会社として貸物自動車運送事業や産業廃棄物収集運搬業、中古自動車売買業などを手がけている。
アサヒロジグループは、物流2024年問題によるトラックドライバーの時間労働制限に対応するため、生産性向上を目指す。中継輸送やダブル連結トラックの活用を推進する。今回、連結子会社2社の合併により、事業規模の拡大や経営の安定化を図る。利益面の体質強化の実現を目指す。
さらに、グループはドライバーが最大限活躍できる環境づくりに注力する。変化の速い物流業界で柔軟かつ迅速な企業対応を可能にするため、一社体制による組織のスピードと柔軟性向上を追求する。合併することで、経営資源を効率良く活用し、グループとしてのシナジーを高める。
合併の効力発生日は6月1日。新生エービーカーゴ(存続会社)は茨城県守谷市(登記簿:東京都大田区)を拠点とし、従来の貸物自動車運送事業や産業廃棄物収集運搬業、中古自動車売買業、それらに関連する一切の事業を継承する。アサヒロジが両社株式の100%を保有し、グループ連結子会社の再編によって持続的成長を目指す。
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