ロジスティクスシーオス(東京都渋谷区)は15日、ニチレイロジグループの中核企業であるロジスティクス・ネットワーク(千代田区)が運営する「川崎ファズ共配センター」に、自律走行搬送ロボット(AMR)「TUGBOT2」(ツグボット2)を納入したと発表した。5度帯の冷蔵環境下で、かご車搬送業務の自動化を支援する。
食品物流の現場では、品質維持に向けた温度管理に加え、低温環境下で働く作業者の身体的負担や労働力不足への対応が課題となっている。今回導入したTUGBOT2は、自律走行機能と自動連結・切り離し機能を備え、食品物流で広く使われる既存のかご車に対応する。荷物の牽引から切り離しまでを人手を介さず行うことで、夜間や日中作業の省人化に寄与する。
川崎ファズ共配センターでは、荷捌き場の用途が時間帯によって変わることを踏まえ、時間帯別のルート変更をシステム上で制御する。限られたスペースのなかで、ピックアップやドロップオフの場所を有効活用できるようにした。荷物の積み下ろしなど工程間で発生する手待ち時間にも対応し、人とロボットが混在する現場で搬送をつなぐ。
シーオスは、自社開発の統合制御ソフトウエア「Logiler Move」とTUGBOT2を組み合わせ、物流現場向けのロボティクス導入を進めている。
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