産業・一般兼松(東京都港区)は29日、名古屋大学発のグリーン&アグリテックベンチャーであるTOWING(名古屋市千種区)に出資し、同社の第三者割当増資を引き受けたと発表した。今回の出資を通じ、国内外における持続可能な食料・農業関連の物流サプライチェーン構築を共同で推進する。
TOWINGは、高機能バイオ炭「宙炭」(そらたん)を開発・製造・販売しており、農地への炭素貯留や作物収量・品質の向上に寄与する技術として注目されている。両社は2024年7月に連携協定を締結後、米国、ブラジル、東南アジアなど複数地域で宙炭施用による共同実証プロジェクトを実施し、環境再生型農業の可能性を検証している。
兼松は、24年に開始した中期経営計画の中でGX(グリーントランスフォーメーション)施策を重点分野として掲げており、今回の出資もその一環としている。両社は、宙炭を活用したカーボンインセットの仕組みにより、サプライチェーン全体の温室効果ガス排出量削減を目指す。
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