
▲ミテマスBOXdriver(出所:トゥーワン)
サービス・商品電子機器製造販売のトゥーワン(名古屋市中区)は2日、アルコール検知器と連動した自動車用カギ管理システム「ミテマスBOXdriver」を発売したと発表した。定価98万円。アルコールチェックを行わなければ自動車のカギを取り出せない仕組みで、飲酒運転の防止を図る。
同システムは24個のボックス(引き出し)を備えた本体に、制御用タブレットPC、静脈認証用キット、アルコール検知器、ICカードリーダーなどを組み合わせた構成となっている。
利用時は手のひらの静脈認証またはICカードによる本人確認を行った後、アルコール検知器による測定が必要で、両方の認証をパスしてはじめて該当するボックスのロックが解除される。これによりアルコールチェックの忘れや不正を防止できる。
アルコール検知の測定データは管理用タブレットに保存され、安全運転管理者など管理権限を持つアカウントでログインすることで閲覧やCSV形式での出力が可能だ。使用するアルコール検知器はアルコール検知器協会の認定品を採用している。
同システムは自動車のカギ以外にも、建物や部屋のカギ、USBメモリなど、ボックスに収納できる貴重品の管理にも対応する。その場合は設定でアルコールチェックを不要とすることもできる。
主な機能として、利用者と管理物の登録、静脈やICカード認証、認証結果に応じた自動解錠、返却予定日時の登録、貸出状況の確認、操作ログの記録などを備えている。
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