フードデリバリーサービス大手のWolt Japan(東京都渋谷区)は6日、仙台市エリアで新サービス「おでかけWolt」を開始したと発表した。利用者が実店舗を訪問することでポイントやクーポンを獲得できる仕組みで、従来のデリバリーサービスの枠を超えた取り組み。
同サービスは5月に札幌、広島で開始されており、仙台は東北地方で初めての導入。同社によると、世界30か国以上で展開するWoltの中でも、日本でのみ提供される独自サービスだという。
利用方法は、専用アプリで対象店舗を検索し、実際に店舗を訪問した後、店頭の専用ボードにスマートフォンをかざすだけである。設定された来店回数をクリアするとWoltポイントが付与され、多くの店舗では限定クーポンも提供される。開始時点で50店舗以上が参加しており、今後も拡大予定。
同社は「デリバリーアプリの枠を超え、お客様の店内での食事や買い物をよりお得で楽しいものにしたい」と説明している。新たな顧客層の開拓を目指す加盟店にとってもメリットが大きいとしている。
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