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エプソンアトミックス、不要金属の再資源化工場完成

2025年6月9日 (月)

▲北インター第二事業所 金属精錬工場(出所:セイコーエプソン)

拠点・施設セイコーエプソンは6日、グループ会社であるエプソンアトミックス(青森県八戸市)が、不要となった金属を再資源化するための新工場「北インター第二事業所 金属精錬工場」を完成させたと発表した。建設には55億円を投じ、6月から稼働を開始する。

新工場では、エプソングループ内外で発生する金属端材や使用済み金型、金属くずなどを原料として回収・再利用する。高品位な金属粉末を製造し、既存工場である本社および北インター事業所に供給することで、金属射出成形(MIM)部品製造にも活用する。これにより、高炉製純鉄などのバージン原料の使用を削減し、資源循環型の金属精錬を実現する。

▲資源循環のイメージ(クリックで拡大、出所:セイコーエプソン)

同工場は自動化による原料投入、除滓、測温・サンプリングを導入し、省力化と安定供給を両立。再生可能エネルギーを活用するなど、同社が掲げる「環境ビジョン2050」に基づくGX(グリーントランスフォーメーション)推進の一環として、地下資源消費ゼロを目指す取り組みに寄与する。

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LOGISTICS TODAY編集部
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