TNT、英国で低炭素型配送トラックを導入

ロジスティクスTNTエクスプレスは12日、英国、アイルランドで集配トラックを更新し、空気力学を考慮した車体デザインを特徴とする300台の配送トラックを7月後半から段階的に導入した、と発表した。

同社では、運用寿命に達する旧型の配送トラックを1台ずつ、新しい低炭素型配送トラックに交換する取り組みを行っているが、今回の更新では261台の7.5トン配送トラックをオランダのダフ社、ドイツのマン社、イタリアのイヴェコ社に発注。

39台の12トン配送トラックをイヴェコ社から購入し、10月下旬までに200台の配送トラックが納品された。

車体デザインの変更で、より流線型の航空力学的な車体となり、空気抵抗を減らすことに成功。車体構造にプラスチックを導入し、車体重量を全体で200キロを削減した。これらの空気抵抗と車体重量の削減で、類似車両に比べて燃費を向上させている。