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世界SCファイナンス市場は、年平均8%成長へ

2025年6月12日 (木)

調査・データコンサルティング会社のIMARC(静岡県磐田市)グループは11日、世界のサプライチェーンファイナンス市場に関する市場レポートを公開した。

レポートによると、世界のサプライチェーンファイナンス市場規模は24年に75億米ドルに達し、今後、25年から33年の間に年平均成長率(CAGR)8.08%で成長を続け33年までに152億米ドルに達すると予測している。

同市場は、グローバルサプライチェーン全体における流動性と運転資本の最適化に対するニーズの高まりを背景に、着実な成長を遂げている。企業は支払い遅延への対処やサプライヤーへの財務的プレッシャーを軽減するために、サプライチェーンファイナンスソリューションの導入を加速させている。特に従来の資金調達に課題を抱える中小企業において、この傾向が顕著だという。デジタルプラットフォームの導入や金融取引の自動化により、サプライチェーンファイナンスのプロセスはさらに合理化が進んでいる。

市場における重要なトレンドとしては、金融機関とフィンテック企業の連携拡大とされている。これらが連携することで、ブロックチェーンベースの資金調達、AI(人工知能)を活用したリスク評価、リアルタイム決済処理といった革新的なソリューションが生まれている。さらに新興国における製造業および貿易活動の世界的な拡大も同市場の拡大につながっている。

同レポートではそのほか、プロバイダー別や地域別に競争環境を詳細に分析している。

(クリックで拡大、出所:IMARC Group)

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LOGISTICS TODAY編集部
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