調査・データコンサルティング会社のIMARC(静岡県磐田市)グループは11日、日本のコールドチェーン物流市場に関するレポートを公開した。
日本のコールドチェーン物流の市場規模は24年に206億8000万米ドルと評価され、25年から33年にかけて4.7%の年平均視聴率(CAGR)を示し、319億4000万米ドルに達すると推定されている。
日本では繊細な温度管理が必要な医薬品や食品の需要が急速に増加。食品安全基準が高まっていることやeコマース(電子商取引)の普及により、コールドチェーン物流の需要も拡大している。
ロジスティクスプロバイダーと小売業者が協力して自動化や追跡システムを整備し、各顧客のニーズにソリューションを提供することで市場はさらに成長している。企業はサプライチェーンの顧客のトレーサビリティ(製品の生産から消費までの履歴を追跡可能な状態にすること)のニーズを認識するようになり最新の追跡システムに投資。物流会社は優れたサービスや配送の信頼性などに重点を置き、高度なコールドチェーン技術に投資を進めている。
レポートではそのほか、より詳細なセグメンテーションごとに分析を行っている。
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