ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

北勢バイパス開通2か月後、大幅な時短効果を確認

2025年6月17日 (火)

国内国土交通省中部地方整備局北勢国道事務所は16日、ことし3月16日に開通した国道1号北勢バイパスの開通2か月後の交通状況を発表した。

開通区間は三重県四日市市の市道日永八郷線から国道477号バイパスまでの延長4.1キロメートルで、暫定2車線での供用となっている。これにより北勢バイパス全体21.0キロメートルのうち12.6キロメートル(60%)が開通した。

開通効果は顕著に現れており、三重北小学校南交差点から曽井町東交差点までの所要時間が10分短縮され、旅行速度は17キロメートル毎時向上した。開通区間の交通量は昼間12時間当たり約1万-1万700台が利用し、既開通区間では開通前と比較して7割(5000台)の交通量増加が確認された。

地域経済への効果も期待されており、四日市港と自動車製造・検査工場間の輸送経路の選択肢が増加することで、安定的な物流機能の維持が図られる。海外から輸入される完成自動車の7割が四日市港に陸揚げされており、2023年には1万2000台が輸入された実績がある。

今後の全線開通により、新たな南北道路軸が形成され、現道からの交通転換による更なる渋滞緩和効果が期待される。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com