調査・データツナググループ・ホールディングス(東京都中央区)を母体とする、多様な働き方の調査研究機関「ツナグ働き方研究所」は、短時間・単発で働くスポットワーカーの市場について定点観測する「スポットワークマーケットデータレポート」の4月度の調査結果を発表した。
4月度のスポットワーク求人倍率は3.00倍。前月比0.51ポイント上昇、前年同月比では1.44ポイントの上昇となり、11か月連続の上昇だった。上昇幅は前年同月差として過去最大となった。
新規ワーク数は倉庫内・軽作業は1万4898件となり、前年同月比で23.9%減と主要3職種のうち唯一減少した。職業計では7万1466件で、前年同月比21.7%増、7か月ぶりに前年同月を上回った。主要3職種ではコンビニスタッフが前年同月比74%増と最も大きく伸びた。
スポットワーク平均賃金は1309円。前月比3円減、前年比119円増だった。主要3職種で最も賃金が高いのは倉庫内・軽作業で1311円だった。リクルート発表の「アルバイト・パート募集時平均時給調査」によると、通常のアルバイト平均賃金は1260円で、スポットワーク平均賃金との比較ではスポットワークが49円高いという結果になった。
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