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日野・三菱ふそう、50万台の車両データ統合

2026年7月31日 (金)

荷主日野自動車と三菱ふそうトラック・バス(川崎市中原区)は30日、両社のコネクテッド車両データを統合したデータ分析サービスを7月から開始したと発表した。日野コンピューターシステム(東京都日野市)が提供する物流ビッグデータサービス「Logita」(ロジータ)に、従来の日野製車両に加え、三菱ふそう製トラックのデータを追加する。異なる商用車メーカーの車両データを組み合わせ、外部顧客向けに販売する分析サービスは、国内商用車業界で初としている。

▲物流ビッグデータサービス「Logita」(クリックで拡大、出所:日野自動車)

接続車両数は両社合計で50万台に拡大する。日野が強みを持つ中・大型トラックのデータに、三菱ふそうの小型トラックを含むデータを加えることで、高速道路や幹線道路に加え、ルート配送やラストワンマイル配送で使われる生活道路まで分析範囲を広げる。最大で1秒に1件の高粒度データも活用し、交通量や車両動線、道路利用状況などを可視化する。

提供先は自治体や官公庁、民間企業を想定する。道路インフラの維持管理や交通政策の立案、防災・減災対策、水素ステーションの立地分析、カーボンニュートラル施策などへの活用を見込む。大雪時の車両立ち往生の早期検知や、災害時の避難・迂回ルートの検討、道路修繕計画の高度化などにも用いる。

両社のデータを組み合わせることで、従来は把握しにくかった生活道路の交通流や、時間帯ごとの物流動態の分析を可能にする。分析に使用するデータには匿名化・統計化処理を施し、データガバナンスに基づいて運用する。

日野と三菱ふそうは4月、持株会社ARCHION(アーチオン)の傘下で経営統合した。今回のサービスは、統合後のコネクテッド分野における具体的な連携策となる。今後はグループで蓄積する車両データを活用し、輸送・物流や道路インフラ管理に関するサービス開発を進める。

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LOGISTICS TODAY編集部
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