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ツナグ、1月の運輸系スポットワークは5割減

2025年3月27日 (木)

調査・データ「多様な働き方」を調査研究するツナグ働き方研究所(東京都中央区)は27日、単発、短時間、短期間で働く「スポットワーカー」の雇用状況を定点観測する「スポットワークマーケットデータレポート」の今年1月分の結果を公表した。求人倍率は2.41倍で、前年同月に比べ0.97ポイント高く、平均時給は1230円で前年同月比41円のアップとなった。通常アルバイトの時給と比べると10円上回った。

同研究所によると、1月は12月の年末イベントが一段落したこともあり求人数・求職者数ともに前月より減少した。このため、求人倍率は前月比1.06ポイント減となった。職種別の求人倍率では、運送・ドライバーが6.95倍と最も高く、前年同月より4.63ポイント高かった。倉庫内・軽作業は1.66倍と前年同月に比べ0.60ポイント上がった。

先行景気の先行指標とも言われる新規ワーク数は6万6880件で、前年同月比19.5%の減少となり、4か月連続で前年を下回った。前月比では29.2%の減だった。運送・ドライバーが3775件で前年同月比52.7%減と大きく落ち込み、倉庫内・軽作業も1万23131件で前年に比べ23.5%減少した。

平均賃金を、リクルートの「アルバイト・パート募集時平均時給調査」によるアルバイト平均賃金と比較すると、10円上回ったものの、前月より差が26円縮まった。主要な3職種で最も時給が高かったのが倉庫内・軽作業の1280円で、アルバイトの時給を12円上回った。運送・ドライバーは1269円で、アルバイトより22円高かった。

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LOGISTICS TODAY編集部
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