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原発関連企業、建設・運輸が増加、TDB調べ

2013年11月21日 (木)

話題帝国データバンクは21日、原発関連企業2579社の実態調査結果を発表した。

「原発関連企業」に分類された企業数は2579社で東日本大震災当時に比べて321社増えた。業種別では「製造業」が872社(構成比33.8%)で最多。次いで「建設業」が781社(30.3%)、「卸売・小売業、飲食店」が369社(14.3%)となった。運輸・通信業は41社(1.6%)。

11年の震災当時の調査(対象は2258社)と構成比を比較する
と、原発の稼働停止に伴い発電設備や部品などの需要が停滞していることから、製造業の構成比は0.7ポイントの減少、卸売・小売業、飲食店も1ポイント減少した。

一方で、現地施設のメンテナンスや福島第一原発の事故に伴う各種現場作業などの増加により、建設業の構成比は2.1ポイント増加した。建設業のほかに増加したのは運輸・通信業と不動産業のみ。