国交省、25年の国土交通白書を公表

調査・データ国土交通省は24日、「令和7年版国土交通白書」を公表した。

同書は2部構成となっており、1部では「みんなで支え合う活力あふれる社会を目指して」をテーマとし、サービスの担い手不足や供給制約の課題を整理。政府の施策と国土交通分野に期待される取組として「賃上げを含む処遇改善による担い手の確保」、「適切な価格転嫁や生産性向上等に関する取組の推進」、「分野の垣根を越えた横串の発想」を挙げ、担い手不足によるサービスの供給制約に対する国民意識調査の結果を紹介しつつ、それぞれの取り組みの内容や進捗を記載した。さらに今後の展望として限られたトラックドライバーを効率的に活用する手段として積載率の向上が重要とし、省人化・省力化技術を活用した業務効率化として先端技術による物流輸送などの事例をコラムとして紹介した。

2部は「国土交通行政の動向」として災害対応や観光、地域活性化を中心に国土交通行政の各分野の動向を政策課題ごとに詳細に取りまとめた。

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LOGISTICS TODAY編集部
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