ロジスティクスTerra Drone(テラドローン、東京都渋谷区)は15日、ベルギー子会社で無人航空機運航管理システム(UTM)を手がけるユニフライが、欧州防衛大手のMBDA(英国)と、カウンタードローンプラットフォームの実装に向けたパートナーシップ契約を締結したと発表した。不審ドローンを対象空域内で検知、識別、対処する仕組みを一気通貫で構築する。
ユニフライは、航空当局向けUTMを世界各地で提供してきた。提携では、同社の空域管理技術と、MBDAが持つ防衛システムやカウンタードローン領域の知見を組み合わせる。対象空域にドローンが侵入した際、正規に運航されている機体か、脅威となる機体かを自動的に判別し、迅速な対処につなげることを目指す。

▲欧州最大級の防衛展示会でMBDAと共同ブースを出展した様子(出所:Terra Drone)
カウンタードローン対策は、戦場だけでなく、平時の重要インフラ防護でも重要性が高まっている。リリースでは、港湾、空港、発電所、通信インフラなどが防護対象として挙げられており、物流やエネルギー供給を支える施設の安全確保にも関わる。正規ドローンの運航情報を管理するUTMと連携することで、誤認や対応遅れを抑える狙いがある。
ユニフライは今後、ベルギーを起点にMBDAとの共同提案を具体化し、他地域への展開も視野に入れる。テラドローンは、迎撃ドローン「Terra A1」や固定翼型迎撃ドローン「Terra A2」と、UniflyのUTMを活用した基盤を組み合わせ、防衛・重要インフラ防護向けソリューションの拡充を進める。
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