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常石、11.5万トン型「PUSAKA JAYA」引き渡し

2026年6月16日 (火)

荷主常石造船(広島県福山市)は16日、11万5000重量トン型アフラマックスタンカー「PUSAKA JAYA」を6月10日に常石工場で引き渡したと発表した。原油輸送を主用途とする中型タンカーで、輸送効率と環境性能を両立した設計が特徴。

同船は載貨重量11万5000トン、全長250メートル、船幅44.0メートル、総トン数6万5000を有する。アフラマックス型は8万-12万重量トンクラスの中型原油タンカーで、港湾制約への対応力と輸送効率を両立する高い汎用性を備え、中距離輸送市場を支える主力船型の一つとなっている。

▲アフラマックスタンカー「PUSAKA JAYA」(出所:常石造船)

今回引き渡した「PUSAKA JAYA」では、主要航路での運航効率向上を目的に流体解析技術を活用した船型最適化を実施。さらに、船型開発技術や同社独自の省エネルギー技術「MT-FAST」の採用により、積載性能を最大化しながら高い燃費性能を実現した。

また、荷役効率や保守性にも配慮し、安全かつ安定したオペレーションを実現している。

アフラマックスタンカーは、超大型タンカーでは入港が難しい港湾にも対応可能であり、世界の原油輸送インフラを支える重要な役割を担っている。本船も優れた輸送性能と環境性能を両立することで、多様化する海上輸送ニーズへの対応を可能にしている。

常石造船は、社会に欠かせない海上のエネルギー輸送において、環境負荷低減と輸送効率向上を両立する船づくりを通じて、持続可能な社会の実現に寄与していく。

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