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荷主DAFトラック（フランス）は7日、5基の同社PACCAR MX-13エンジンを搭載した革新的な内陸貨物船「マンハイム」を公開した。
▲内陸貨物船マンハイム（出所：DAFトラック）
同船は全長200メートル、4600トンの積載能力を持ち、エンジンルームに搭載された5基のPACCAR MX-13エンジンが駆動するディーゼル・電気ハイブリッド駆動システムを採用している。これにより従来型船舶と比べて燃費が30%向上し、NOx排出量は5分の1に低減する。また静粛性も高まり、乗組員の快適性を向上させている。
動力管理システムは、貨物満載時の上流航行では5基のエンジンをフル稼働させ、下流航行では1基のみを稼働させることで燃料削減とCO2排出量の削減を実現する。さらにHVO燃料を採用することでCO2排出量をさらに90%低減。バッテリーと水素エネルギーを活用して港湾内ではエンジンを停止し、完全電動航行が可能だ。同船は、南ドイツ、アントワープ、ロッテルダム間の輸送に使用される。
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