国際東洋製罐グループホールディングス(HD)は16日、オランダ応用科学研究機構(TNO)が推進する「MC2.0プロジェクト」において、同機構の技術開発パートナーに選任されたと発表した。両者は、次世代フレキシブル太陽光発電パネルの量産化に向けた取り組みを進める。

(出所:東洋製罐グループホールディングス)
同社は機能性材料ブランド「MiraNeo」の製品群を活用し、TNOと共同で、電気を通すパターンを備えたバックシートや、パネルを保護するフロントシート、水分浸入を防ぐ端部封止材などの開発を行う。これらの素材はパネルの軽量化やコスト削減、耐久性向上を目的とするもので、物流・設計の効率化にも寄与する。
MC2.0プロジェクトは、顧客ごとにカスタマイズされた太陽光発電パネルを高生産性・低コストで提供することを目指すEU主導の取り組みで、2026年までに自動化生産ラインの確立を目指している。
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