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G6アライアンス、協調範囲を拡大、新サービス開始

2013年12月3日 (火)

ロジスティクス日本郵船は3日、同社の所属する定期コンテナ船共同運航組織「G6アライアンス」が、アジア・北米西岸航路、大西洋航路へ協調範囲を拡大することを決めたと発表した、2014年4‐6月期から新サービスの提供を開始する。

今回の協調拡大により、グランドアライアンスとザ・ニューワールドアライアンスそれぞれが提供していた従来のサービスに比べ、広範囲で競争力のあるサービスの提供が可能となる。具体的にはサービス数を増加させ、寄港地拡充と各港への寄港頻度を向上させる。

アジア・北米西岸航路では76隻で合わせて12サービスを運航、大西洋航路では42隻で5サービスを運航する。既存のアジア・欧州航路、アジア・北米東岸航路を合わせると、東西航路66港を全240隻で網羅することとなる。東西航路全体でアライアンス各社がサービスに最適な船型のコンテナ船を投入するなど、サービスの柔軟性やオペレーションで相乗効果を高める。

協調拡大後もマーケティング、営業活動は各社が独立して行う。

■「G6アライアンス」所属船社
日本郵船(日本)、商船三井(日本)、APL(シンガポール)、Hapag-Lloyd(ハパッグロイド、ドイツ)、現代商船(韓国)、OOCL(香港)