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G6アライアンス、黒海サービスをフィーダー化

2013年8月5日 (月)

ロジスティクス日本郵船は5日、同社所属の定期コンテナ船共同運航組織「G6アライアンス」が、9月からアジア‐黒海サービス(ABX)をアジアからの直航サービスから、フィーダーによるサービスに切り替えると発表した。

これまでABXで寄港していた黒海の港は、新たに開始するポートサイド発着のフィーダーサービスで引き続きカバーする。新サービスには3000個積みコンテナ船2隻を投入する。

アジア-ポートサイド間は、アジア-地中海サービス(EUM)でポートサイドに寄港するほか、新たにアジア-欧州サービス(Loop4)でも寄港も開始して対応する。ABX直航サービスの最終航海は、8月30日に中国・寧波を出港する商船三井運航の「MOLパフォーマンス」となる。

G6アライアンスは、日本郵船、商船三井、APL(シンガポール)、ハパッグ・ロイド(ドイツ)、現代商船(韓国)、OOCL(香港)の6社で構成。アジア‐欧州航路、アジア‐北米東岸航路で協調サービスを提供している。現在、アジア‐北欧州航路5サービスとアジア‐地中海航路2サービス、アジア‐北米東岸航路6サービスと、合わせて13サービスの共同運航を行っている。

■新たに開始するフィーダーサービスのローテーション
ポートサイド-アシュドッド-イスタンブール-コンスタンツァ-オデッサ-イスタンブール-アシュドッド-ポートサイド