ロジスティクス関東地方整備局や東京都港湾局などは25日、8月20日から大井1・2号ターミナルで、港湾情報システム「CONPAS」(コンパス)を活用したコンテナ搬出入予約制の常時運用を開始すると発表した。
CONPASはコンテナターミナルのゲート前混雑の解消やコンテナトレーラーのターミナル滞在時間の短縮を図り、コンテナ物流の効率化や生産性向上の実現を目指すシステムで、国土交通省が運営している。
同ターミナルの借受は川崎汽船で、ダイトーコーポレーションがオペレーターを担っている。CONPASによる予約枠は、8‐9時、9-10時、10-11時、13-14時、14-15時、15-16時の各1時間ずつの6枠を設定する。予約可能な台数は8-9時枠と13-14時枠は搬出10台と搬入5台の15台、そのほかの枠は搬出20台と搬入10台の30台。
同ターミナルでは、常時運用に向けて2022年から期間限定でCONPASの試験運用を行ってきた。横浜港ではすでに21年から常時運用を行っている。
同省はCONPASの導入によって、搬入トレーラーのゲート前総待機時間を1割削減できるほか、搬出時の入場受付の時間の2割削減、INゲート処理時間の6割削減といった効果が期待できるとしている。
東京湾では今後もCONPASの試験運用を続け、常時運用をほかのターミナルにも拡大していく。
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