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カムチャツカ地震、国内物流影響まとめ【30日19時】

2025年7月30日 (水)

国内30日に発生したカムチャツカ半島付近を震源とするマグニチュード8.7の大規模地震により、太平洋側を中心に日本各地で津波警報、津波注意報が発令され、交通機関にも影響が出ている。

国土交通省の14時30分時点のまとめによると、警報が発令された地域を中心に、高速道路では5路線31区間で事前規制による通行止め、インターチェンジ出口5か所が封鎖されている。直轄国道は21路線56区間、補助国道は5路線6区間、都道府県道では10道県44区間で同様の事前規制による通行止めが実施されている。

また、北海道から和歌山県までの太平洋沿岸にかけて、62の海岸で津波による越水の可能性があるとされており、海運・港湾事業者にも少なからぬ影響が及ぶ見通しだ。

鉄道網への影響については、日本貨物鉄道(JR貨物)の17時時点の発表によると、北海道・東北・関東・静岡の各地区で、地震の影響による遅延が発生している。

ヤマト運輸は17時30分時点で、津波警報・津波注意報が発令されている北海道から九州の太平洋沿岸地域において、安全確認が取れるまでの間、一部営業所で受付窓口を休止するとしている。明日以降に発着する荷物については、北海道発着の荷物、関東発九州行きの一部荷物、集配を見合わせていた太平洋沿岸地域発着の荷物に遅延が生じる可能性があるという。

そのほか、佐川急便は17時時点で、北海道、東北、和歌山県の太平洋沿岸地域での集配業務を停止している。日本郵便は13時時点の発表で、津波警報・注意報が発令されている一部地域で、郵便ポストやコンビニエンスストアなどからの取り集め、配達を休止しているとし、今後の津波などの状況によっては、そのほかの地域でも郵便物やゆうパックの引き受け・配達に遅延が生じる可能性があるとしている。

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