認証・表彰東海クラリオン(名古屋市中区)は4日、巻き込み警報カメラシステム「A-CAM3」(エーカムスリー)が全日本トラック協会の安全装置等導入促進助成事業で、側方衝突監視警報装置の助成対象として新たに認定されたと発表した。単車だけでなく、トレーラーへの装着が助成対象として認められた全国初の例となる
大型車両の左折時に発生する歩行者・自転車との巻き込み事故は依然として深刻な課題となっており、2024年には事業用トラックが第1当事者となった交差点での死亡事故のうち、4割が左折時に発生している。こうした背景を受け、同社は2023年より大型単車用・トレーラー用のA-CAMシリーズを展開。従来はトレーラー用が助成基準を満たしていなかったが、現場の要望を取り入れて改良を重ねた結果、今回の認定に至った。
A-CAM3は、車両側方5×21メートルの広い検知範囲を持ち、歩行者や自転車の接近を早期に察知できる点が特長。中小型トラックを含む多様な車種への対応に加え、右側への装着にも柔軟に対応する設計となっている。
同社は、26年8月までに2000台の導入を目標としており、巻き込み事故の防止に向けた安全対策の一助として普及拡大を図る。
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