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ダイナミックマップ、北米3次元地図データを拡大

2025年8月20日 (水)

国際ダイナミックマッププラットフォームは20日、北米で高精度3次元地図データを30万キロ追加整備し、同地域でのカバレッジを150万キロに拡大したと発表した。これにより、同社が保有するデータは世界合計で180万キロに達し、世界最大級の規模となった。対象は米国とカナダの高速道路や幹線道路を中心とする主要道路で、自動運転や先進運転支援システム(ADAS)に活用される。

▲高精度3次元地図データの北米におけるカバレッジ(出所:ダイナミックマッププラットフォーム)

同社の地図データは、停止線や道路標識といった実在地物に加え、車線中心線などの仮想地物もセンチメートル単位で収録。高精度かつ広域のデータ基盤として、自動運転やハンズフリー運転の安全性向上に寄与する。北米法人のクリス・ティボドーCEOは「物理的な分離帯がない道路でも、快適なハンズフリー運転を実現できる」と述べ、ユーザー体験の向上と自動車業界全体の発展に資すると強調した。

また、北米の自動車販売店の99%がマッピングされた道路から1.6キロ以内に位置しており、ADAS車両の試乗環境を整備する点でも利便性が高いという。物流や交通インフラの分野でも、詳細な地図データは輸送経路の最適化や道路管理計画に応用可能であり、業界横断的な利用拡大が見込まれる。

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