M&A住友林業は8月29日、ジオリーブグループと資本業務提携契約を締結したと発表した。住友林業はジオリーブグループ株式の30.3%を保有し、持分法適用関連会社とする。ジオリーブグループは住友林業の建材流通系子会社4社を取得し、外装事業やサッシ事業を強化する。
住友林業はベニア商会の全株式を取得したうえで、既存の持分3.11%と合わせジオリーブ株式を30.3%保有する。一方、ジオリーブグループは井桁藤(名古屋市港区)、スミリンサッシセンター(茨城県牛久市)、住協(大阪府茨木市)、住協ウインテック(岡山市北区)の4社を傘下に収める。
両社はDX(デジタルトランスフォーメーション)を活用した見積もりや配送サービス、構造躯体供給システムなどを共同で推進し、物流や加工・施工機能を広域に展開する。
国内の住宅市場は少子高齢化と人口減少で新設住宅着工戸数が減少する一方、脱炭素化や人手不足への対応が求められている。今回の提携により両社は、商社と問屋の垣根を超えた独自のサプライチェーンを構築し、木材建材流通業界の効率化と持続的成長に寄与する。
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