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トップバリュ、即席麺輸送にレンタルパレット導入

2025年9月2日 (火)

ロジスティクス日本パレットレンタル(JPR、東京都千代田区)は2日、イオントップバリュ(千葉市美浜区)と明星食品(東京都渋谷区)が、イオングループのプライベートブランド「トップバリュ」の即席めん輸送にJPRレンタルパレットを導入したと発表した。これにより、トラックドライバーの納品時の荷役作業時間が70%短縮される効果を確認した。

▲パレット輸送によってドライバーの負荷が軽減し物流の持続可能性が高まる(出所:日本パレットレンタル)

今回の仕組みでは、まずJPRが明星食品にレンタルパレットを供給し、製造ラインで即席めんを積載。そのまま明星食品の拠点で保管した後、イオングループの物流センターに納品する際もパレット単位で受け渡す。使用済みパレットは物流センターからJPRが一括回収し、再び循環利用する流れとなる。これにより、ドライバーの手荷役は不要となり、フォークリフトによる効率的な荷役が可能になった。

導入後3か月間の運用では、荷役作業時間の大幅削減に加え、物流センターでの入庫効率向上や車両待機時間の低減も実現。自社パレット利用時に課題となっていた回収・管理業務も解消された。

▲取り組み概要(クリックで拡大、出所:日本パレットレンタル)

従来、即席めん業界では軽量品であることから「バラ輸送」が一般的だったが、明星食品はドライバー不足対策としてパレット輸送を模索。自社パレットでは管理や回収の課題が残っていたが、イオングループでは他製品ですでにJPRパレットを導入しており、今回の切り替えが双方にとって合理的と判断した。

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