サービス・商品フジテックス(東京都中野区)は9日、ロジカルイノベーションズ(渋谷区)、モノリクス(文京区)と共同で、倉庫や工場の搬送作業を効率化する台車けん引ソリューション「Carry Link」(キャリーリンク)を開発したと発表した。既存の台車に装着するだけで使用でき、大規模な工事や高額な初期投資は不要。歩行負担を最大9割削減し、即日から人手不足の解消と生産性向上に寄与できるとしている。

▲台車けん引ソリューション「Carry Link」(出所:フジテックス)
AGV(無人搬送車)やAMR(自律走行搬送ロボット)は導入コストやレイアウト変更の負担が課題となってきたが、Carry Linkは低コストかつスピーディーな導入が可能な代替策と位置付けられる。
Carry Linkは体重移動による直感操作で誰でも扱いやすく、最大500キロをけん引可能。最高時速は10キロで、フル充電で30キロ走行できる。さらに、ベルトや部品は工具レスで着脱でき、清掃やメンテナンスの手間を軽減する設計となっている。
同製品は10-12日に東京ビッグサイト(江東区)で開かれる「国際物流総合展2025 第4回 INNOVATION EXPO」に出展され、来場者は試乗体験もできる。
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