富士通、生産管理ERPのスターターキット発売

国際富士通は9日、中堅組立製造業の顧客向けに、生産管理ERP「富士通エンタープライズアプリケーション・グロービアG2」を基本業務機能に絞り、あわせて導入に必要なハードやサービスをキット化したイージースターターキットを発売する。

新サービスは、グロービアG2に搭載されている業務機能50項目のうち、組立製造業の生産管理で基本となる11の業務機能とサーバー、システム導入に必要な資料や導入支援サービスをセットにしたもの。

このキットを使用することにより、中堅組立製造業の顧客は、新規事業の立ち上げや国内・海外拠点展開での生産管理業務を、従来の3分の1の期間で立ち上げることが可能となる。豊富なアドオン機能により、企業の成長に合わせてシステムを拡大することができる特徴がある。

同社は2016年度までに10億円の売上を見込んでおり、4月には英語版と中国語版も発売する。