
▲次世代鉱山機械のイメージ(出所:コマツ)
荷主小松製作所(コマツ)は10日、アプライド・インテュイション(米国)とと協業し、次世代鉱山機械向けのソフトウエア・ディファインド・ビークル(SDV)アーキテクチャーと自動化車両プラットフォームの開発に着手したと発表した。
鉱山現場は労働力不足や過酷な環境への対応が課題となっており、同社は完全自律運転を含む技術革新を通じて解決を目指す。今回の取り組みでは、アプライドのAI(人工知能)・シミュレーション技術とコマツの自動運転ノウハウを組み合わせ、思考・学習・進化する車両の実現を目指す。
開発するプラットフォームは、ソフトウエア更新で機能進化が可能なSDV設計とサイバーセキュリティー・データ管理機能、オペレーター支援から完全自動化まで拡張可能な自動化機能、現場環境を学習し最適制御を行うAIと機械学習──を柱とする。これにより、生産性の飛躍的向上やダウンタイム削減、高精度オペレーションが期待される。
コマツは今回の協業を、マイニング分野での新たな顧客価値創造に向けた成長投資と位置付ける。今後は安全性や効率性を高めた「クリーンな鉱山現場」の実現に向け、ソリューション提供の歩みを加速させる構えだ。
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