ロジスティクス大栄環境は1日、子会社のジオレ・ジャパン(兵庫県尼崎市)が末広工場で汚染土壌処理施設を増設し、8月27日付で変更許可証を受理、9月から運転を開始したと発表した。

▲増設した施設の様子(出所:大栄環境)
新設した工場棟は鉄筋コンクリート造(一部鉄骨造)で、規模は82メートル×39メートル。内部に乾式磁力選別処理設備を設置し、従来の分別等処理に加え、乾式磁力選別処理、化学脱着処理、不溶化処理が可能になった。
許可品目は浄化等処理施設で1日当たり計7920トン(磁力選別、化学脱着、不溶化の各2640トン)、分別等処理施設で2640トンとなり、従来の1920トンから処理能力が拡大した。
国内では産業活動に伴う土壌汚染対策が課題となっている。今回の増設により、港湾施設を活用した大型船での輸送と合わせて、多様な処理方式の導入が進んだ。
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