環境・CSR日本海事センターは18日、宿利正史会長が16日に英国ロンドンの国際海事機関(IMO)を訪問し、アルセニオ・ドミンゲス事務局長と会談したと発表した。会談には野村摂雄上席研究員のほか、在英国日本大使館の仲澤純参事官と堀内隆史一等書記官が同席した。

▲ドミンゲス事務局長との会談(出所:日本海事センター)
会談では、10月に予定される海洋環境保護委員会(MEPC)臨時会合における「IMOネットゼロ枠組み」の採択見込みが議題となった。宿利会長は各国の提案を踏まえて案が仕上がった点を評価し、新たな仕組みによって世界的な取り組みが進展すると期待を示した。
ドミンゲス事務局長は、脱炭素燃料船による損害補償については既存制度の適用可否を法律問題委員会で議論予定であること、自動運航船については来年に自主的コードを採択し、3年後に強制コードへ移行する計画だと話した。
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