ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

青函連携で初の緊急物資輸送訓練を実施

2025年9月19日 (金)

ロジスティクス北海道開発局と東北地方整備局は26日、青森港で青函連携による初の緊急支援物資輸送訓練を実施する。大規模地震や豪雨で陸路が寸断された場合を想定し、海上輸送を活用した物資輸送の実効性を検証する狙いだ。

訓練では、函館港湾事務所の監督測量船「おおみずなぎ」が函館港を出港し、青森港(聖徳公園前付近)に接岸。積載した土木模型を緊急支援物資に見立てて受け渡した後、青森河川国道事務所の車両で青森港湾事務所まで運搬し、集積拠点への搬送を行う。

災害時の青函ルートは、陸上輸送に代わる重要なバックアップ機能と位置付けられており、今回が両局による初の本格的な共同訓練となる。港湾・道路部門が連携し、自治体や地域とともに輸送インフラの維持や代替手段の確立を目指す。

さらに、訓練で運ばれた土木模型は、27-28日に青森市で開催される「Sea級グルメ全国大会 in あおもり」で展示し、青函連携の取り組みを広く発信する。悪天候で船舶の運航が困難な場合は、フェリーを利用した輸送訓練に切り替えて実施する予定だ。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。