
(出所:九州西濃運輸)
産業・一般九州西濃運輸(福岡市博多区)と農林中央金庫長崎支店は22日、農林水産業・環境・地域課題の解決を目的とした連携協定を締結したと発表した。両者が農林水産業の課題解決を目的に協定を結ぶのは初めてで、今後はネットワークやノウハウを相互に活用し、地域社会の持続的発展に取り組む。
両社はことし2月から、長崎県島原雲仙地域で発生した規格外のニンジンやブロッコリーを県内動物園に運搬する取り組みを試行してきた。廃棄コストを削減しつつ、生産者の所得向上や食品ロス削減につながる事例として評価されている。今回の協定により、こうした取り組みを九州全域に拡大し、物流費抑制や低温流通網の整備など農林水産業が抱える課題解決を進める。
具体的には、廃棄野菜を飼料として再利用する「有効活用」、九州西濃運輸の物流網を生かした「流通改善」、そして「地域活性化」の3分野で連携する。第2弾としては、長崎県雲仙市の白ネギ残さを北九州市の到津の森公園へ輸送する取り組みも始まっている。
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