荷主精密板金加工と再生可能エネルギー事業を手がける日本ベネックス(長崎県諫早市)は24日、京都府井手町にある物流施設「田辺西物流センター」の屋根にFIP制度を活用した1.5メガワットの太陽光発電所「ベネックス京都ソーラーポート」を設置し、運転を開始したと発表した。同社が京都府内で自社発電を行うのは初めてとなる。

▲ベネックス京都ソーラーポート(出所:日本べネックス)
発電は民間企業が使用している「田辺西物流センター」の屋上を借り、屋根に設置した2470枚の太陽電池モジュールで行う。発電した電力はFIP制度を活用して売電する。年間発電量は、一般家庭580世帯分の消費電力に相当する174万キロワット時を見込んでいる。
京都での発電所稼働で、同社が保有する自社発電所は49件となり、合計出力は65.1メガワットとなった。このうち、物流施設の屋根を借りた太陽光発電所は32件(合計出力56.2メガワット)、FIP太陽光発電所は25件(同44.6メガワット)となる。
同社は1957年創業の精密板金加工会社で、2012年から太陽光発電事業に参入。北海道や関東、関西、九州などで発電所開発を手掛け、再生可能エネルギー事業を新しい柱として確立した。
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