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テーブルマークが直営体制移行、物流は特化型へ

2025年9月29日 (月)

フードテーブルマーク(東京都中央区)は26日、香川県観音寺市に冷凍うどんの新工場を建設し、2027年10月に稼働を開始すると発表した。併せて、製造機能を担うグループ会社5社を吸収合併し直営体制に移行するほか、物流・製造機能を持つフードレック(香川県観音寺市)は物流事業に特化させる。

新工場は旧本社工場跡地に建設し、投資額は83億円。AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)を活用した自動化により省人化と生産効率の向上を図るほか、再生可能エネルギーや省エネ設備を導入し、温室効果ガスの削減を目指す。これに伴い、香川県綾川町の綾上工場は27年9月に閉場する。

グループ会社の再編では、サンバーグ(茨城県境町)、光陽(愛知県豊川市)、加ト吉水産(香川県観音寺市)、一品香食品(福岡県久山町)、日本食材加工(宮崎市)の5社を直営化。間接業務の集約や人材育成を通じてガバナンスを強化し、持続可能な事業基盤の確立を目指す。

冷凍うどんは国内需要の拡大に加え、海外市場でも成長が見込まれる。一方で人手不足や環境対応が課題となるなか、生産拠点の再編により、安定供給と事業基盤の強化を図る構えだ。

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