調査・データ三井倉庫ロジスティクス(東京都中央区)とT2(千代田区)は29日、クロスドックの仕組みと自動運転トラックを組み合わせた混載輸送の共同実証を国内で初めて開始したと発表した。2027年のレベル4自動運転トラックによる幹線輸送実現を見据えた取り組みとなる。

(出所:三井倉庫ロジスティクス)
実証では、三井倉庫ロジスティクスの座間物流センター(神奈川県座間市)と彩都あかね物流センター(大阪府茨木市)の2拠点で荷主5社の貨物を仕分けし、T2のレベル2自動運転トラックで幹線輸送する。
クロスドック機能により到着後すぐに次の貨物を積み込むことで稼働率の向上を図り、混載によって積載率の最適化を検証する。また、在庫貨物の積み合わせやスワップボディの活用によるミルクラン方式の有効性も確認する。
実証期間は9月29日-10月1日で、物流センター間の高速道路区間、荷主倉庫間で運行する。両社は自動運転トラックの運行効率化やスケジュール連携を検証し、次世代の持続可能な幹線輸送モデルの構築に向けて課題抽出を進める。
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