ピックアップテーマ
 
テーマ一覧
 
スペシャルコンテンツ一覧

ワイエスフードが持ち株会社体制へ、物流も再編

2025年9月29日 (月)

M&Aワイエスフード(福岡県香春町)は29日、2026年1月をめどに持ち株会社体制へ移行すると発表した。多様な飲食ブランドを展開するなかで、経営の複雑化に対応し、M&Aや海外展開を加速する狙い。

▲ワイエスフード本社(出所:ワイエスフード)

同社は「九州筑豊ラーメン山小屋」を基盤に成長してきたが、2025年以降は「焼肉やっぱ。」や「ROTISSERIE★BLUE」、「焼肉BEEFMAN横浜」など複数ブランドを傘下に加え、多業態戦略「WA Fusion」を推進している。和食と各国の食文化を融合させた新しい食体験を提供する方針だ。

持ち株会社化により、各ブランドの自律性を保ちつつ、グループ全体の経営戦略とガバナンスを強化。さらに調達・物流・製造機能を横断的に再編し、自社工場のセントラルキッチン化やOEM受託の拡大を進める。これによりサプライチェーン効率化と規模拡大の両立を目指す。

同社は今後、会社分割を経て新設子会社に事業を承継し、持ち株会社として上場を維持する。11月には中期経営計画を公表予定で、売上・利益目標やM&A投資方針、株主還元策を示す見通し。

■「より詳しい情報を知りたい」あるいは「続報を知りたい」場合、下の「もっと知りたい」ボタンを押してください。編集部にてボタンが押された数のみをカウントし、件数の多いものについてはさらに深掘り取材を実施したうえで、詳細記事の掲載を積極的に検討します。

※本記事の関連情報などをお持ちの場合、編集部直通の下記メールアドレスまでご一報いただければ幸いです。弊社では取材源の秘匿を徹底しています。

LOGISTICS TODAY編集部
メール:support@logi-today.com

LOGISTICS TODAYでは、メール会員向けに、朝刊(平日7時)・夕刊(16時)のニュースメールを配信しています。業界の最新動向に加え、物流に関わる方に役立つイベントや注目のサービス情報もお届けします。

ご登録は無料です。確かな情報を、日々の業務にぜひお役立てください。