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荷物包装フィルムの芯を細くして省資源化に貢献へ

2021年10月26日 (火)

(出所:ストラシステム)

荷主ストラシステム(埼玉県朝霞市)は、荷物を包装するストレッチフィルムについて、省資源化を実現する新商品を発売したと発表した。フィルムの芯である紙管の直径を3分の1に縮めることで、廃棄の際のゴミ削減に貢献する。

物流業界全体で環境対応施策を推進する機運が高まるなかで、関連資材の省資源化を進める動きが広がってきた。

ストラシステムが今回提供を開始するのは、省資源ストレッチフィルム「コマキ」。従来の商品は、紙管の直径が3インチだったが、「コマキ」は1インチにすることで、省資源と省スペース、廃棄物削減に寄与する。

紙管製造における紙使用量は1/9に、焼却処分の際のCO2発生量を1/3にそれぞれ削減。保管スペースも大幅に減らせる。物流関連業界では、環境配慮型経営を推進する動きが加速するなかで、SDGsの取り組みを推進する企業も相次いでおり、こうした物流資材の省資源化はさらに注目を集めそうだ。

■省資源ストレッチフィルム「コマキ」紹介動画