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日本の商用車市場、33年に1265億ドル規模

2025年9月30日 (火)

調査・データ米市場調査会社のReport Ocean(レポートオーシャン)は29日、日本の商用車市場は2024年の795億9000万ドルから、33年までに1265億ドル規模へと拡大するとの予測を公表した。この間の年平均成長率(CAGR)は5.29%を見込んでいる。

レポートによると、日本のメーカーでは、高度なテレマティクス、低燃費エンジン、スマートフリートマネジメントシステムを統合して運用効率を向上させている。また、厳しい排出ガス規制や政府の環境対策もあって、電気自動車やハイブリッド商用車を採用する企業も増えている。 自動運転技術とコネクテッドカーも、普及に向けた開発などが進んでいる。

車種別では、大型トラックが長距離物流や産業輸送で重要な役割を果たしており、シェアも高いが、最近は都市物流やEC(電子商取引)、柔軟なラストマイル配送へのニーズの高まりによって、小型商用車とバンの需要が急速に増加している。 冷蔵車やタンカー車を含む特殊商用車も、温度に敏感な商品や工業用液体の需要増で、成長を続けている。

同社は「日本全体でインフラの近代化とサプライチェーンの最適化への投資が続くなか、商用車の需要は都市部と農村部で引き続き堅調に推移すると予想され、33年以降も市場拡大が期待できる」などとしている。

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