調査・データレポートオーシャン(東京都中央区)は10月31日、ベトナム商用車市場の調査結果を公表した。レポートによると、同市場は工業化の進展や政府による交通インフラ投資、電子商取引(EC)や物流分野の拡大を背景に、2024年の35億ドル(5351億円)から33年には74億ドル(1兆1396億円)に拡大する見通し。年平均成長率(CAGR)は8.37%に達するとしている。
同社は、都市化の進行に伴い軽トラックや大型車両の需要が増加しており、ラストマイル配送の拡大が市場拡大を支えると指摘。物流企業は輸送効率と燃費性能を高めた車両への投資を進めており、テレマティクスやフリート管理システムの導入も進展している。
また、政府による道路網や港湾整備などのインフラ投資が市場成長を後押ししている。現地企業だけでなく、トヨタや現代自動車(韓国)、いすゞなどの海外メーカーも参入し、燃費基準や排出ガス規制に対応した新型車両の導入を進めている。今後は天然ガス車や電動商用車の普及が見込まれる。
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