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日本のバンカー燃料市場、2032年に69億ドル規模に

2025年1月14日 (火)

調査・データ調査会社のReport Ocean(レポートオーシャン)は10日、日本のバンカー燃料市場は、今後2032年まで年平均9.09%の急速な成長を続け、69億30000万ドルの規模になるとの予測を公表した。

同社によると、船舶に燃料を供給する日本のバンカー燃料市場は、戦略的な海上貿易の重視や船舶輸送量の増加、低硫黄燃料基準への規制シフトなどを背景に成長を続けており、2023年には31億7000万ドル規模となった。

特に環境問題への関心と規制が高まるなか、日本の海運業界では代替燃料へ転換が進んでおり、再生可能エネルギーの研究と実用化が進められている。よりクリーンなエネルギー源の追求が、今後の新たな成長の原動力になると期待される。

同社は「2032年に向けて日本バンカー燃料市場は、規模が拡大するだけでなく、戦略的重要性も増すとみられ、燃料技術の進歩は、日本を世界のバンカー燃料情勢における急成長中のハブとして位置づける。今後の10年間は、革新と変化への適応の準備が重要になる」としている。

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LOGISTICS TODAY編集部
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